調理加工モデル食品を用いたアレルゲン検査用イムノクロマトキットの評価
調理加工モデル食品を用いたアレルゲン検査用イムノクロマトキットの評価
レコードナンバー | 730245 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 森下 直樹 秋山 恵利 有川 奈津実 ほか10名 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 47巻・ 2号, p.66-75(2006-04) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (1241KB) | ||
抄録 | 特定原材料検査において、ELISA法による検査が通知法で指定されているが、ELISA法は操作が煩雑であり測定に数時間を要するため、我々は日常検査に使用できるアレルゲン検査用イムノクロマトキットを開発した。今回我々は、食品製造現場における日常的なアレルゲン検査への本キットの有用性を確認するため、異なる調理加工で作成した11種のモデル食品を用いて本キットの評価を行った。モデル食品抽出液に標準溶液を添加し、本キットの検出感度、結果の再現性、交差反応性を確認した。また一定量の標準溶液を添加したモデル食品を作成し、加熱前後における本キットの反応性を添加回収試験にて確認し、ELISAキットの試験結果と比較した。本キットの検出感度は、食品成分の存在下においても、保証検出感度である5μg/gを示し、交差反応も認められず、良好な再現性を示した。また添加回収試験の結果より、本キットは加熱前の試料であれば十分な性能を発揮し、ELISAキットの測定結果とも高い一致を示すことが明らかとなった。 | ||
索引語 | 検査;食品;モデル;ELISA;添加;検出;調理;加工;評価;測定 | ||
引用文献数 | 29 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |