ネパールの水牛におけるリピートブリーダーの臨床的特徴

ネパールの水牛におけるリピートブリーダーの臨床的特徴

レコードナンバー730440論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名中尾 敏彦
Sah S.K.
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ52巻・ 3号, p.335-341(2006-06)ISSN09168818
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抄録ネパール南部で飼育されている水牛のうち、集団繁殖検診を受診し、リピートブリーダーと診断された85例について、繁殖歴を調査し、栄養状態および生殖器の検査を行うとともに、必要に応じて、治療を行った。85例中51例(60%)は未経産であり、経産牛34例中58%は分娩後100日以上を経過していた。全症例の25%で子宮頸管炎が認められた。分娩後12ヶ月以上を経過している経産牛と栄養状態が良好な未経産牛の内、明瞭な黄体を有するものにはPGF2αを、そして、明瞭な黄体がなく直径10mm以上の主席卵胞を有するものにはGnRHをそれぞれ筋肉内投与した。それ以外の症例には、ビタミン・ミネラル混合添加剤を3週間給与するように指示した。また、子宮頸管炎例には、ルゴールによる膣内洗浄を行った。治療後1ヶ月以内の受胎率は、PGF2α投与群で66.9-100%、GnRH投与群で75.0-100%、ビタミン・ミネラル添加剤の給与群で50.0-58.4%であった。このように、ネパール南部で繁殖検診を受診する水牛リピートブリーダー例では、未経産例が多く、分娩後初診までの期間が長く、子宮頸管炎に罹患しているものが多いこと、そして、GnRHおよびPGF2αなどのホルモンによる治癒率が高いことが示唆された。
索引語ネパール;繁殖;子宮;頸管;投与;栄養;治療;黄体;ビタミン;ミネラル
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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