プログラム昇温気化(PTV)注入口およびパルスドスプリットレス注入法を用いたチンゲンサイ中のジスルホトンスルホキシドの分析
プログラム昇温気化(PTV)注入口およびパルスドスプリットレス注入法を用いたチンゲンサイ中のジスルホトンスルホキシドの分析
レコードナンバー | 730671 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 田中 康夫 高橋 京子 桐ヶ谷 忠司 ほか4名 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 47巻・ 3号, p.105-110(2006-06) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (454KB) | ||
抄録 | 野菜のチンゲンサイ試験溶液をGC-FPDで分析した結果、ジスルホトン(P=S・S)の代謝物ジスルホトンスルホキシド(P=S・SO)と考えられるピークを検出した。GC/MSで同定を試みたが、P=S・SO標準品と保持時間およびマススペクトルが一致したもののマススペクトルはライブラリーと一致せず、P=S・SOが注入口で熱分解したものを分析したと考えられた。そこでPV注入□を用いたパルスドスプリットレス注入法により、注入□の温度を低くし、注入時に高圧をかけてP=S・SOの熱分解をできるだけ抑えるように検討した。その結果、P=S・SO本来のマススペクトルを得ることができた。この条件でチンゲンサイ中のピークを同定した結果、P=S・SOであると確認された。P=S・SOはチンゲンサイ25検体中2検体から検出され、その残留濃度は0.66μg/gおよび0.14μg/gであった。 | ||
索引語 | 分析;同定;プログラム;野菜;代謝;熱;温度;条件;残留;濃度 | ||
引用文献数 | 6 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |