大腸菌および乳酸桿菌用に構築したシャトルベクターpJLE121によるLactobacillus casei L-49-4エレクトロポレーション
大腸菌および乳酸桿菌用に構築したシャトルベクターpJLE121によるLactobacillus casei L-49-4エレクトロポレーション
レコードナンバー | 730820 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00014790 | NACSIS書誌ID | AA11125739 |
著者名 | 宮本 拓 安和容 | ||
書誌名 | ミルクサイエンス = Milk science | ||
発行元 | 日本酪農科学会 | ||
巻号,ページ | 55巻・ 1号, p.15-21(2006-04) | ISSN | 13430289 |
全文表示 | PDFファイル (618KB) | ||
抄録 | 大腸菌および乳酸桿菌に対するシャトルベクターを構築した。シャトルベクターpJLE121はLacobacillus casei L-49由来プラスミドpLC494のoriとrepA、pJIR418のpMB1(ori)およびグラム陽性菌とグラム陰性菌の選択マーカーとしてのエリスロマイシン耐性遺伝子を含んでいる。pJLE121を使用してLacobacillus casei L-49-4(L-49株のプラスミドフリー株)への形質転換効率を調べた。その結果、1.0%グリシンを含むMRS液体培地で培養したのち、菌体を10mM MgCl2緩衝液で洗浄し、10%グリセリン溶液に懸濁した菌体を1.75kV、200Ωおよび25μFの条件でエレクトロポレーションを行った時に、形質転換効率が最も高かった。シャトルベクターpJLEl21は数種類の乳酸桿菌に導入され、このベクターを導入して得られた形質転換体はグラム陽性菌の選択マーカーとしてのクロラムフェニコール耐性遺伝子を含むシャトルベクター(プラスミドpLC494のoriおよびrepA)から得られた形質転換体よりも生育速度が早かった。 | ||
索引語 | ベクター;形質転換;乳酸;プラスミド;選択;マーカー;耐性;遺伝子;効率;液体 | ||
引用文献数 | 22 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |