ハウス栽培されたカキ‘前川次郎'の生育および果実品質に及ぼす暖房温度の影響

ハウス栽培されたカキ‘前川次郎'の生育および果実品質に及ぼす暖房温度の影響

レコードナンバー730939論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名伊藤 寿
西川 豊
前川 哲男
ほか1名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ75巻・ 4号, p.337-343(2006-07)ISSN00137626
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抄録カキ‘前川次郎’の加温ハウス栽培における最低気温の最適値を明らかにするため、1997-2001年にわたって、10-20℃の範囲で最低温度を変えて生育および果実品質を比較した。暖房開始は1月上旬にビニルフィルムを被覆した時点とし、暖房終了は外気の最低気温が暖房機の設定温度を超える時期までとした。被覆ビニルフィルムは、6月上旬-7月上旬に除去した。本試験の結果、最低温度は、発芽期および満開期の早晩に影響を及ぼすが、収穫果の品質にはほとんど影響しないと推察された。被覆開始から発芽期までおよび発芽期から満開期までの日数とそれらの期間の最低気温の平均値との関係を、いずれも二次回帰式で表した。これらの回帰式により、最低気温が、被覆開始から発芽期までは16.5℃、発芽期から満開期までは16.7℃のときに、それぞれその期間が最も短くなるとの解が得られた。しかし、最低気温がこれらの値からそれぞれ3℃および2℃上昇または低下しても、発芽期や満開期の遅延は1日以内であることから、暖房に要するコストを考慮すると、カキ‘前川次郎’のハウス栽培における最低温度は、被覆開始から発芽期までは13.5℃とし、発芽期以降は14.7℃とするのが適当であると判断された。
索引語発芽;温度;被覆;暖房;カキ;品質;生育;果実;ハウス栽培;回帰
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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