リンパ腫の犬における血中α1酸性糖蛋白の変動とその臨床的意義
リンパ腫の犬における血中α1酸性糖蛋白の変動とその臨床的意義
レコードナンバー | 730977 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 石川 勝行 森田 泰典 和田 淳 ほか3名 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 59巻・ 2号, p.126-130(2006-02) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (621KB) | ||
抄録 | 多中心型リンパ腫と診断された犬10頭について、臨床経過中の血中α1酸性糖蛋白濃度を測定した。化学療法開始前のα1酸性糖蛋白値が900μg/ml以下の5例中4例は完全寛解し、安定した治療経過を示した。これに対して、化学療法開始前のα1酸性糖蛋白値が900μg/ml以上の高値を示した症例の5例中4例は再燃までの期間が短く臨床症状も不安定であった。これらのことから、血中α1酸性糖蛋白は犬のリンパ腫における予後を診断する指標として有力である可能性が示唆された。 | ||
索引語 | 酸性;糖;臨床;変動;濃度;治療;症状;指標;蛋白;例 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |