インドネシアのトカドヘチマら分離されたキュウリ緑斑モザイクウイルス(Kyuri Green mottle virus)の生物学的性状および外被タンパク質遺伝子の塩基配列の解明

インドネシアのトカドヘチマら分離されたキュウリ緑斑モザイクウイルス(Kyuri Green mottle virus)の生物学的性状および外被タンパク質遺伝子の塩基配列の解明

レコードナンバー731394論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名Daryono B.S.
Somowiyarjo S.
Natsuaki K.T.
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ51巻・ 1号, p.45-52(2006-06)ISSN03759202
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抄録インドネシアジョクジャカルタ市近辺で栽培されている多くのウリ科作物の中でも、トカドヘチマ(Luffa acuangula L.)は地元市場への供給を目的として、狭い面積ではあるが常時栽培されている。ジョクジャカルタ市近辺で2000年から2001年にかけて実施したウイルス病の調査において、多くのトカドヘチマが葉のモザイクや葉や果実の奇形という症状を呈しているのが見出された。これらの病葉よりウイルスを分離したところ、まずその粒子の形態からobamovirus属ウイルスであると考えられた。また、血清学的にはKyuri green mole mosaic virus(KGMMV、キュウリ緑斑モザイクウイルス)と近縁関係があることが示された。さらに、同分離株の外被タンパク質をコードする遺伝子についてその塩基配列を明らかにして、KGMMV-YM、KGMMV-C、およびKGMMV-Yなど既報のKGMMV分離株比較をしたところ、KGMMVとの高い類似性が認められた。汁液接種では、3科15種の植物に感染性があったが、いくつかのウリ科植物ではモザイク症状を示し、Chenopodium amaranicolorおよびC.quinoa.ではえそ斑点を生じた。しかし、同ウイルスはダチュラ(Daura sramonium)、ペチュニア、N.gluinosaなどには感染しなかった。インドネシアのトカドヘチマでは今までKGMMVの発生は報告されていなかったが、メロンでの発生が知られているため、KGMMVの発生する植物として2例目と考えられる。
索引語ウイルス;分離;葉;植物;発生;インドネシア;キュウリ;モザイクウイルス;外被タンパク質;遺伝子
引用文献数10
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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