シャチ(Orcinus orca)の分娩前後における体温および血中プロジェステロン濃度

シャチ(Orcinus orca)の分娩前後における体温および血中プロジェステロン濃度

レコードナンバー731441論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名勝俣 悦子
勝俣 浩
Jaroenporn S.
ほか4名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ52巻・ 1号, p.65-71(2006-02)ISSN09168818
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抄録シャチ(Orcinus orca)の分娩前後における体温および血中プロジェステロン濃度の変化について研究した。体温は、毎朝運動を開始する前の朝8時から8時30分の間に測定した。体温は、妊娠初期に明らかな上昇を示し、その後緩徐な下降を示した。妊娠初期に認められた体温の上昇は、血中プロジェステロン濃度の上昇と有意な正の相関を示した。一方、分娩5日前から体温の有意な下降が認められ、その後出産まで2日間隔で有意な下降が認められた。シャチの体温は、分娩5日前には、妊娠期平均体温から0.3C低下しており、分娩1日前になると0.8Cまで低下した。妊娠期における血中プロジェステロン濃度は、初期の急激な上昇期、続いて分娩後半における緩除な下降期という典型なパターンを示した。しかし、体温および血中プロジェステロン濃度との正の相関関係は上昇期においてのみ認められ、下降期には有意な相関関係は認められなかった。以上の結果から、体温の測定は、シャチの分娩日を予測するのに有用な手段であることが判明した。
索引語体温;濃度;分娩;シャチ;妊娠;相関;Orcinus orca;分娩前
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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