繁殖性と産乳性が低いホルスタイン種体細胞クローン牛の臨床所見ならびに病理所見

繁殖性と産乳性が低いホルスタイン種体細胞クローン牛の臨床所見ならびに病理所見

レコードナンバー731473論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名高橋 正弘
土屋 秀樹
植木 淳史
ほか5名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ59巻・ 8号, p.540-543(2006-08)ISSN04466454
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抄録繁殖性または産乳性の低下が認められたホルスタイン種体細胞クローン牛2頭(コディ1、コディ2)について検査した。コディ1はAIとEを合わせて15回実施し、2回妊娠したが流産し、61ヵ月齢の時に病理解剖に供した。コディ2は2産したものの、分娩間隔は690日であった。この2頭に下垂体からのLH分泌能を検査するためGnRH類似体(酢酸フェルチレリン、100μg/頭)を筋肉内投与したが、LH分泌の反応性に異常は認められなかった。コディ1の剖検では子宮角の変色と低形成が認められ、組織学的には子宮の動脈に石灰沈着が存在し、子宮内膜には動脈の増加が確認された。コディ2の乳成分は正常であったが、305日乳量(初産次3897kg、2産次6312kg)は細胞提供牛(平均11015kg)と比較して低かった。以上より、ホルスタイン種体細胞クローン牛のなかには繁殖性および産乳性の低下する個体が存在する可能性が示唆された。
索引語性;繁殖;産乳;種;体細胞;クローン;子宮;病理;分泌;動脈
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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