未利用資源の飼料化試験
未利用資源の飼料化試験
レコードナンバー | 732063 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20002644 | NACSIS書誌ID | AA11573718 |
論文副題 | 地域農産物残渣利用を目的としたβ-カロチンの給与が肉質に及ぼす影響の検討 | ||
著者名 | 丸山 健 大石 仁 宮部 工 | ||
書誌名 | 茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center | ||
別誌名 | 茨城畜セ研報 Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn | ||
発行元 | 茨城県畜産センター | ||
巻号,ページ | 39号, p.61-66(2006-09) | ISSN | 13466488 |
全文表示 | PDFファイル (466KB) | ||
抄録 | β-カロチン単体では豚肉中へほとんど移行しないため、油脂と混合して給与することを試みた。この油脂の原料としてエゴマの実の絞り粕(以下「エゴマ粕」という)と市販の植物油を用いた。試験1として、エゴマ粕中の脂肪酸(特にα-リノレン酸)が効率良く蓄積される添加時期及び添加期間の検討を行った。飼料重量あたりエゴマ粕を5%添加した飼料を給与し、試験区はエゴマ粕の添加開始時期及び添加期間の違いにより6区に分けて検討した。その結果、体重80kgから4週間の添加が効率的であると判断した。試験2では、試験1の結果から体重80kgから4週間にわたりエゴマ粕5%とβ-カロチンを混合して飼料に添加した。結果は肉質や発育性に有意な差はなかったが、血清や脂肪中のβ-カロチンやビタミンA濃度に有意な差が見られた。試験3では、β-カロチンを十分に溶かすため市販の植物油を使用しβ-カロチンと混合し加熱後飼料に添加した。結果は肉質や発育性に有意な差はなかったが、脂肪中のビタミンA濃度に有意な差が見られた。 | ||
索引語 | 添加;飼料;肉質;利用;油脂;時期;体重;発育;性;脂肪 | ||
引用文献数 | 1 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |