新たにみいだしたスイカ緑斑モザイクウイルス抵抗性メロン

新たにみいだしたスイカ緑斑モザイクウイルス抵抗性メロン

レコードナンバー732082論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名杉山 充啓
小原 隆由
坂田 好輝
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ75巻・ 6号, p.469-475(2006-11)ISSN00137626
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抄録スイカ緑斑モザイクウイルス(CGMMV)は、メロンモザイク病の主要病原ウイルスの1種で、接触伝染、種子伝染齢よび土壌伝染する。しかし、CGMMV抵抗性品種は育成されておらず、無病徴感染する‘Phoo’および‘Kachri’がみいだされているにすぎない。そこで、CGMMV抵抗性素材をみいだすために、メロン遺伝資源152品種・系統のSH株(CGMMV-SH)に対する抵抗性を評価したところ、韓国のマクワウリ‘Chang Bougi’はCGMMV-SHに対して抵抗性を示すことをみいだした。本研究では、CGMMV-SHを接種し‘Chang Bougi’植物の温度に対する反応およびウイルスの蓄積を調査した。24℃条件では、接種25日後においても病徴は認められず、12個体中1個体の接種上位葉から僅かにウイルスが検出された。一方、30℃条件では、接種後15日から20日で接種上位葉に退緑斑が出現し、12個体中1個体の接種上位葉からウイルスが検出された。また、平均室温27.3℃のガラス室内における条件では、接種30日後から接種上位葉に病徴が認められた。抵抗性‘Chang Bougi’および罹病性‘Perlia’の子葉の半分にCGMM-SHを接種して、接種部と非接種部でのウイルスの蓄積を調査した。接種部におけるウイルスの蓄積は‘Chang Bougi’および‘Perlia’で同様な傾向を示し、ウイルスは速やかに増加、蓄積した。また、‘Perlia’の非接種部でも僅かに遅れるもののほぼ同様に増加、蓄積した。一方、‘Chang Bougi’の非接種部では接種10日後までウイルスは検出されなかった。また、‘Chang Bougi’にCGMMV-WおよびKGMMVを接種したところ、これらのウイルスに対して罹病性であった。以上の結果から、‘Chang Bougi’にCGMMV-SHを接種した場合、30℃条件では病徴が発現しやすくなること、‘Chang Bougi’のCGMMVに対する抵抗性はSH株に特異的であること、また、抵抗性はウイルスの移行抑制に起因するものと考えられた。
索引語接種;ウイルス;抵抗性;蓄積;条件;個体;葉;メロン;スイカ;モザイクウイルス
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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