ニホンナシにおける摘心処理並びに側枝更新数の抑制がせん定枝量の削減に及ぼす影響

ニホンナシにおける摘心処理並びに側枝更新数の抑制がせん定枝量の削減に及ぼす影響

レコードナンバー732388論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008506NACSIS書誌IDAA11766369
著者名川瀬 信三
松嶋 一彦
書誌名千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center
別誌名Bull. Chiba. Agric. Res. Cent.
千葉農総研研報
発行元千葉県農業総合研究センター
巻号,ページ5号, p.41-46(2006-03)ISSN13472585
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抄録ニホンナシにおいて、摘心による新しょうの削減及び側枝更新本数の抑制によるせん定枝量の削減効果について検討した。1. 慣行栽培における樹冠占有面積1m2当たりのせん定枝量は、「幸水」で711g、「豊水」では1,262gであった。せん定枝量に占める新しょうの割合は、「幸水」では63%、「豊水」では70%と旧枝より大きかったことから、せん定枝量の削減には、新しょうのせん定枝量を削減することが有効であった。2. 新しょうの摘心と側枝更新本数の抑制により、収量性や果実品質に悪影響を及ぼすことなく、樹冠占有面積1m2当たりのせん定枝量を慣行栽培より「幸水」で34%、「豊水」では41%削減できた。3. 側枝の旧枝部分の重量は、「幸水」、「豊水」とも(側枝基部の長径/2)2×π×(側枝長/3)との間に有意な正の相関が認められた。4. 側枝基部の肥大量は、慣行栽培では「幸水」で総新しょう長が、「豊水」では最長新しょう長が長いほど大きかった。摘心処理では、両品種とも側枝齢の影響が大きく、偏回帰係数がマイナスであった。このことから、摘心処理においては、数年で切除しなければならない強大な側枝を用いなければ、側枝基部の肥大を抑制し、旧枝のせん定枝量を削減できることが示唆された。
索引語せん定枝量;幸水;豊水;削減;ニホンナシ;新しょう;旧枝;側枝;抑制;慣行栽培
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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