飼料用トウモロコシ畑におけるヒルガオの生育特性の解明並びに防除に関する研究
飼料用トウモロコシ畑におけるヒルガオの生育特性の解明並びに防除に関する研究
レコードナンバー | 732471 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ20010231 | NACSIS書誌ID | AA11655277 |
著者名 | 伏見 昭秀 | ||
書誌名 | 東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region | ||
別誌名 | Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg. 東北農研研報 独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告 | ||
発行元 | 東北農業研究センター | ||
巻号,ページ | 106号, p.27-81(2006-11) | ISSN | 13473379 |
全文表示 | PDFファイル (5595KB) | ||
抄録 | わが国の飼料用トウモロコシ畑に近年蔓延が報告された多年生雑草ヒルガオ(Calystegia japonica Choisy)を取り上げ,その栄養繁殖器官である根茎について生態的弱点を実験的・理論的に明らかにし,秋耕による防除の試案を提示した。秋耕によるヒルガオの機械的防除と慣行の除草剤による化学的防除の組み合わせを検討した。根茎が地表面付近に存在する10月中旬を含めた10月2回の秋耕あるいは10月,11月の2回の秋耕および飼料用トウモロコシ播種時の慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で翌年の飼料用トウモロコシ栽培では収量への影響はほとんどなくなり,ヒルガオはほぼ根絶できることが明らかになった。秋耕は要防除期間中のヒルガオの個体サイズを小さくする一方,発生数を増加させるが,この個体サイズと数のトレードオフはヒルガオの適応度を小さくし,生育制御の方向へのみ働くことをSmith and Fretwellモデルで検証した。 | ||
索引語 | 飼料;トウモロコシ;畑;生育;特性;防除;研究;マルチ;栽培;雑草 | ||
引用文献数 | 145 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |