オカダンゴムシの交替性転向反応とその逃避行動としての意味

オカダンゴムシの交替性転向反応とその逃避行動としての意味

レコードナンバー732508論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名小野 知洋
高木 百合香
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ50巻・ 4号, p.325-330(2006-11)ISSN00214914
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抄録オカダンゴムシは交替性転向反応を示すことが知られている。この反応の機構として、左右の脚にかかる負荷を均等にするというBALM仮説が知られている。しかし、直線歩行路とジグザグ歩行路を歩かせると、直線歩行路においてより早く方向転換や脱出が見られることから、生得的な行動パターンとして存在することを示していると思われた。一方、走触性にもとづく歩行においては、壁面からの離脱はいつでもできる状況でありながら、かなり壁面に沿った歩行を行うことが示された。このような行動パターンの適応的な意味について、字路が連続する歩行路を用いて、自発的歩行と逃避的歩行で比較したところ、逃避的な歩行において、交替性転向反応を示す比率が高いことがわかった。また、逃避的歩行の場合には歩行速度が速いことがわかった。これらの事実から、交替性転向反応は天敵などからの逃避の際に有効な行動であることが示唆された。
索引語性;反応;行動;機構;負荷;比率;速度;天敵;オカダンゴムシ;交替
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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