乳牛の炎症性疾患における末梢血白血球ポピュレーションとリンパ球幼若化反応

乳牛の炎症性疾患における末梢血白血球ポピュレーションとリンパ球幼若化反応

レコードナンバー732524論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020638NACSIS書誌IDAA1163152X
著者名大塚 浩道
晴山 寛子
小比類巻 正幸
ほか6名
書誌名日本家畜臨床学会誌 = Japanese journal of large animal clinics
別誌名Japanese journal of veterinary clinics
東北家畜臨床研究会誌
発行元日本家畜臨床学会
巻号,ページ29巻・ 2号, p.47-52(2006-10)ISSN13468464
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抄録炎症性疾患に罹患した乳牛における細胞性免疫状態を明らかにするために、末梢血白血球ポピュレーションおよびリンパ球幼若化反応を解析した。供試牛として飛節周囲炎、蹄底潰瘍、乳房炎に罹患した臨床例68頭と、臨床的に健康な対照群12頭を用いた。各炎症群のCD4(+)細胞およびMHC(+)CDl4(-)細胞数が対照群に比べて低値を示し、MHC(-)CDl4(+)細胞数が高値を示した。各炎症群におけるPHA刺激幼若化反応は対照群に比べ低値を示し、PWM刺激幼若化反応は高値を示した。また全ての臨床例における項目の相関においては、CDl4(+)細胞中MHC陽性率とCD4(+)細胞数の間に正の相関が、CD21(+)IgG(+)細胞数とPWM刺激幼若化反応およびγ-グロブリン量との間には負の相関が認められた。これらのことから、炎症群では細胞機能の低下、またB細胞機能の亢進と数の減少があることが明らかとなった。乳牛の炎症性疾患では細胞性免疫機能低下と液性免疫機能亢進の状態にある可能性が示唆された。
索引語乳牛;炎症;性;白血球;リンパ球;反応;細胞;免疫;蹄;潰瘍
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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