2004年台風15号の特徴と山形県における潮風害の実態

2004年台風15号の特徴と山形県における潮風害の実態

レコードナンバー732528論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名藤井 弘志
小田 九二夫
柴田 康志
ほか3名
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ75巻・ 4号, p.459-464(2006-10)ISSN00111848
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抄録2004年の台風15号に伴い東北地方の日本海側で発生した潮風害の発生要因を台風の特徴から総合的に解析して、今後の東北地域の日本海側における潮風害発生に対する資料とするとともに、台風の特徴から潮風害の発生を予測する手順についても考察する。台風の特徴からみた潮風害の発生要因としては、(1)南西風で風速が強く(15ms-1以上)、風速10ms-1以上の継続時間が長いこと(5時間以上)によって、飛散した海塩粒子が平野の内陸部まで運搬されたこと、(2)高い波が海岸線に打ち寄せられ波しぶきが上がったこと、(3)降雨が少ないことによって、農作物に付着した塩分が洗い流されなかったこと、(4)水稲の生育時期が潮風害の被害を受けやすい時期であったことが相互に重なりあって潮風害の被害地域および被害程度の拡大につながったと考えられる。市町村によって収量的には大きな差が認められ、北部地域または海岸に近い地帯ほど減収割合が高かった。北部地域で南部地域に比べて収量が低下した一つの要因としては、南部地域に比べて北部地域で風が強く、海塩粒子が内陸部まで運搬されたことが考えられた。
索引語台風;山形県;実態;東北地方;日本海;発生;要因;地域;時間;平野
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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