水稲コシヒカリの登熟期間における止葉の窒素含量,CCN値,SPAD値の関係

水稲コシヒカリの登熟期間における止葉の窒素含量,CCN値,SPAD値の関係

レコードナンバー732541論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名伊田 黎之輔
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ75巻・ 4号, p.550-553(2006-10)ISSN00111848
外部リンク
全文表示PDFファイル (342KB) 
抄録水稲品種コシヒカリを用い、登熟期間(本報の場合、傾穂期-成熟期間を示す)における止葉の窒素含量の化学分析値(ケルダール法)、CCN値(近赤外透過方式)、SPAD値(光学濃度差方式)の関係について検討した。登熟期間における止葉のSPAD値とCCN値との間には高い相関(r=0.942***)が認められ、y=0.105x-0.460の一次回帰式で示される。ただし、y:アグリエキスパート(CCN-05A)によるCCN値の推定値(窒素含有率、%)、x:葉緑素計SPAD-502によるSPAD値である。この回帰式による回帰推定の標準誤差は0.19%であり、従来のSPAD値からCCN値への変換を実用的な精度で行うことが可能であることがわかった。一方、糊熟期における止葉のCCN値と窒素化学分析値との間には高い相関(r=0.837***)が認められ、y=16.12-2.70x+1.51x2の二次回帰式が成立する。ここで、y:乾物当たり窒素含量の化学分析値の推定値(g kg(-1)DW)、x:アグリエキスパート(CCN-05A)によるCCN値(窒素含有率、%表示)である。CCN値による窒素化学分析値の推定誤差(RMSE)は6.14g kg(-1)DWと大きかった。しかし、この回帰式を用いることにより推定誤差は1.96g kg(-1)DWまで低下し、CCN値は止葉の窒素含量を示す実用的な指標値となることがわかった。
索引語水稲;登熟;窒素;品種;化学分析;近赤外;透過;方式;濃度;相関
引用文献数12
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat