小麦新品種「キタノカオリ」の育成

小麦新品種「キタノカオリ」の育成

レコードナンバー732972論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004489NACSIS書誌IDAA11611599
著者名田引 正
高田 兼則
西尾 善太
桑原 達雄
尾関 幸男
田端 聖司
入来 規雄
山内 宏昭
一ノ瀬 靖則
書誌名北海道農業研究センター研究報告 = Research bulletin of the National Agricultural Research Center for Hokkaido Region
別誌名Research bulletin of the NARO Hokkaido Agricultural Research Center
Res. Bull. Natl. Agric. Res. Cent. for Hokkaido Reg
北海道農研研報
発行元北海道農業研究センター
巻号,ページ185号, p.1-12(2006-11)ISSN13478117
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抄録「キタノカオリ」は「ホロシリコムギ」×「GK Szemes」の交雑後代から育成された秋まきの硬質小麦であり,2003年に「農林158号」として登録されるとともに,北海道の奨励品種に採用された。「キタノカオリ」の特性を主要品種「ホクシン」と比較すると,次のような特徴がある。1. 出穂期で6日,成熟期で5日程度遅い中生である。2. 稈長はやや短く,穂長はやや長く,穂数はやや少ない。耐倒伏性はやや優れる。3. 耐雪性はほぼ同程度である。赤さび病抵抗性・うどんこ病抵抗性は優れ,赤かび病抵抗性はやや優れる。コムギ縞萎縮病抵抗性は同程度に劣る。穂発芽性は同程度である。4. 収量は育成地ではやや劣るが,試験実施場所では同程度から劣る。1リットル重・千粒重は大きい。5. 粉質は硝子質であり,製粉歩留・ミリングスコアはほぼ同程度である。6. 粉の明るさは低いが,赤みは同程度である。黄色みは高い。7. ファリノグラフの吸水率は高く,バロリーメーターバリュウは高い。8. 製パン適性は優れ,「ハルユタカ」以上である。以上のような特性から,栽培適地は北海道の秋まき小麦栽培地帯で,「キタノカオリ」を「ホクシン」の一部に置き換え,5,000haの普及を見込む。
索引語新品種;育成;交雑;秋;北海道;奨励品種;特性;品種;出穂;稈
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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