成犬に発生したNeospora caninum感染症の1例

成犬に発生したNeospora caninum感染症の1例

レコードナンバー733777論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名小山田 敏文
光本 恭子
筏井 宏実
朴 天鎬
小山田 隆
大志田 守
太田 亟慈
吉川 博康
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ59巻・ 12号, p.837-842(2006-12)ISSN04466454
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抄録進行性の両側性後躯麻庫を呈し3ヵ月間の経過で死亡した7歳、雄のゴールデン・レトリバーを病理学的ならびに遺伝子学的に検索し、N.caninum感染症と診断した。中枢神経系全域に原虫性のcysないしpseudocysの形成を伴った非化膿性髄膜脳脊髄炎が多発していた。病巣は特に小脳および脳幹に主座していた。一部筋組織にもpseudocysの形成を伴った非化膿性筋炎巣が存在していた。pseudocys内の虫体は免疫組織化学的にN.caninum強陽性で、電顕的にはN. caninumに特徴的な微細構造が観察された。Nesed PCRにより得られた原虫のDNA塩基配列は、既知のN.caninumの配列と98.2%の相同性を示しており、N.caninum感染と同定された。以上、本症例は成犬に発生したN.caninum感染症のわが国初報告例である。
索引語性;形成;化膿;雄;遺伝子;脳;筋;巣;免疫組織化学;微細構造
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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