系統造成育種群におけるミトコンドリアDNAハプロタイプと産肉能力の関係

系統造成育種群におけるミトコンドリアDNAハプロタイプと産肉能力の関係

レコードナンバー734362論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012854NACSIS書誌IDAN10092986
著者名寺田 圭
大津 雪子
書誌名静岡県中小家畜試験場研究報告 = Bulletin of Shizuoka Swine & Poultry Experiment Station
別誌名Bull. Shizuoka Swine & Poultry Exp.Stn
静岡中小試研報
発行元静岡県中小家畜試験場
巻号,ページ17号, p.1-5(2007-01)ISSN09146520
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抄録現在進行している大ヨークシャー種系統造成の育種群には特徴的なハプロタイプのミトコンドリアDNA(mDNA)を持つ群(フジ1)が存在する。本系統造成では、育種と同時にすべての個体のmDNAをフジ1に斉一化することを目標にしている。しかしながらmDNAと産肉能力や肢蹄の強健性との関係は検証されておらず、斉一化は育種と反対の効果を持つ可能性がある。そこで改良形質である一日増体重(DG)、背脂肪厚(BF)、ロース芯面積(EM)の表型値と育種価、および肢蹄の強健性の指標となる前後管囲平均、前後つなぎスコア、前後蹄スコアとmDNAの関係を調査し以下の結果を得た。1.BF表型値およびEM表型値について、フジ1と対照区の間で平均の差がそれぞれ-0.16cm、1.1cm2となり、有意な差が得られた。2.総合育種価、BF育種価、EM育種価について、フジ1と対照区の間で平均の差がそれぞれ2.4、-2.8、1.4となり、有意な差が得られた。3.前肢管囲平均、前肢蹄スコアおよび後蹄スコアについて、フジ1と対照区の間で平均の差がそれぞれ0.229、0.115、0.197となり、有意な差が得られた。そのほかの形質では有意な差は得られなかった。また有意な差の生じた形質においてはフジ1を持つ群のほうが育種に有利な数値であったため斉一化と育種は両立することが出来ると考えられる。
索引語系統;造成;育種;ミトコンドリアDNA;能力;種;個体;目標;蹄;性
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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