一貫生産体系における黒毛和種去勢牛の飼料給与等の検討

一貫生産体系における黒毛和種去勢牛の飼料給与等の検討

レコードナンバー734412論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007587NACSIS書誌IDAN00168764
論文副題肥育前期の給与飼料の違いが肥育効率及び産肉性に及ぼす影響
著者名西村 隆光
古澤 剛
西村 強
書誌名山口県畜産試験場研究報告
別誌名Bull. Yamaguchi. Live. Res. Inst.
Bull. Zoo. Exp. Stn. Yamaguchi Jap.
山口県畜試研報
Bulletin of the Zootechnical Experiment Station, Prefecture of Yamaguchi, Japan
発行元山口県畜産試験場
巻号,ページ19号, p.53-59(2006-03)ISSN02871262
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抄録肥育経営改善のために、品質の高い牛肉を効率的に生産する肥育技術の確立が望まれている。そこで、肥育前期における粗飼料からのDN給与割合を試験区40%、対照区27%に設定し、粗飼料多給による腹づくりの効果と一貫生産経営のメリットを生かした出荷月齢の早期化(24か月齢出荷)が、肥育効率及び産肉性に及ぼす影響について検討した。発育は、終了時の体高、胸囲、体重が試験区でそれぞれ142.3±5.0cm、224.0±11.8cm、712.8土78.1kg、対照区で142.0±3.2cm、224.0±7.5cm、699.5±30.5kgと試験区でやや体重が重かった。飼料摂取量は、濃厚飼料、粗飼料、DN量が試験区で3851kg、1345kg、3443kg、対照区で4038kg、1103kg、3462kgと試験区でDN量がやや下回った。枝肉成績は、枝肉重量、ロース芯面積、バラの厚さ、皮下脂肪の厚さ、歩留基準値、BMS No.が試験区で448.6±61.1kg、44±6.2cm2、7.1±0.2cm、3.5±0.6cm、71.0±1.9、3.8±1.3、対照区で439.6±29.8kg、48±8.7cm2、7.3±1.0cm、3.1±0.9cm、72.3±1.8、3.3±0.5となり、枝肉重量、BMS No.は試験区の方が、ロース芯面積、バラの厚さ、皮下脂肪の厚さ、歩留基準値は対照区の方がやや優れる傾向であった。以上のことから、育成期から肥育前期における粗飼料の多給とそれによる出荷月齢の早期化は、肥育牛の腹づくり及び増体の確保に有効であったが、筋肉づくりに必要なタンパク質などを十分に考慮した濃厚飼料と粗飼料の給与バランスが重要と考えられた。
索引語体系;種;去勢;飼料;肥育;効率;産肉性;経営;品質;牛肉
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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