愛知県産スギ・ヒノキ製材の曲げ強度特性

愛知県産スギ・ヒノキ製材の曲げ強度特性

レコードナンバー734423論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00020541NACSIS書誌IDAA11216674
著者名山崎 真理子
杉本 貴紀
佐々木 康寿
榊原 勝己
山本 勝洋
鴨下 直史
書誌名名古屋大学森林科学研究 = Nagoya University forest science
別誌名森林科学研究
発行元名古屋大学農学部附属演習林
巻号,ページ25号, p.7-16(2006-12)ISSN13442457
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抄録地域産木材の利用推進とその強度上の信頼性の保証を目的として、現在市販されている愛知県産スギ、ヒノキの製材および比較対照としてベイマツ製材について実大曲げ試験による性能評価を行った。得られた知見は次の通りである。1.製材の曲げヤング率を機械等級区分法により評価すると、ヒノキはE90とE110がそれぞれ約40%を占め、スギはE70が約60%、E90が約40%を占めた。2.ヒノキとスギの曲げ破壊強度はそれらの曲げヤング率との間に相関関係が見受けられ、ヒノキの曲げ破壊強度はスギ、ベイマツと比べて大きかった。3.ベイマツの曲げ破壊強度は、ヒノキやスギと比べてヤング率のわりに小さく、また個体間の差が大きかった。これに対して、スギは曲げヤング率は小さいものの、曲げ破壊強度はベイマツと同程度であった。4.製材の曲げ挙動における「ねばり」の性能に関して、たわみエネルギーおよびエネルギー吸収率を用いて検討した結果、スギは高い「ねばり」性能を有するのに対して、ベイマツは「ねばり」性能が低く、むしろ脆性的であることが示された。5.応力波伝播速度を用いたヤング率と曲げヤング率の間には高い相関関係が認められ、応力波を用いたヤング率の測定方法の有効性が示唆された。
索引語スギ;ヒノキ;製材;曲げ;強度;特性;地域;木材;利用;性能
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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