網走湖におけるヤマトシジミの産卵及び初期生活史に関する生態学的研究

網走湖におけるヤマトシジミの産卵及び初期生活史に関する生態学的研究

レコードナンバー734451論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009275NACSIS書誌IDAN10008130
著者名馬場 勝寿
書誌名北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station
別誌名Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experiment Station
Sci. Rep. Hokkaido Fish. Exp. Stn.
北水試験報
発行元北海道立水産試験場
巻号,ページ71号, p.1-41(2006-10)ISSN09146830
全文表示PDFファイル (3278KB) 
抄録網走湖では、過去の約半数の年は、夏の産卵期における低水温のため産卵・放精が行われなかったと推察される。大型浮遊幼生は表層に、小型のものは塩分躍層付近に分布しており、浮遊幼生時の塩分の必要性に応じた垂直分布をしている。着底直後の稚貝は泥含量の少ない底質地点にのみ分布しており、着底と初期生残には砂礫の底質が必要である。網走湖での初期成長は、南方生息地での報告よりも著しく遅く、満1年で殻長約0.6mm、満2年で約2.1mmまでしか成長しない。冷夏の年は産卵されず初期成長も遅いことから、新規加入が不安定で漁獲対象年齢が高いため、北方生息地における本種の資源管理は南方よりも厳格に実施される必要がある。
索引語産卵;生活史;研究;年;夏;産卵期;水温;浮遊;幼生;塩分
引用文献数78
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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