硫酸溶液へのバブリング方式による堆肥舎の脱臭

硫酸溶液へのバブリング方式による堆肥舎の脱臭

レコードナンバー734806論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011203NACSIS書誌IDAA11642901
著者名伊藤 元
田口 裕
伊藤 広孝
今枝 紀明
大谷 健
書誌名岐阜県畜産研究所研究報告
発行元岐阜県畜産研究所
巻号,ページ6号, p.34-39(2006-07)ISSN13469711
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抄録堆肥舎から発生するアンモニアガスを硫酸溶液中に吹き込んで回収する装置(バブリングタンク、500L)を開発し、当場の堆肥舎の臭気対策に用いた。この脱臭方式は、ビニールシートで覆った堆肥舎の上部からブロアーで空気を引き、78%硫酸を入れたバブリングタンクの液面下3cmの位置に吹き込こむやり方である。測定した臭気物質は、アンモニアとイオウ系で、バブリング処理前後の各物質の濃度比較により、除去効果を検討した。また、アンモニアガスを吸収させ終えた後の液(脱臭廃液)は回収し(回分式)、その性状(pH、EC、窒素含有量、比重)を調べた。1.供試した硫酸は、1回に60kgであった。この硫酸がアンモニアを吸収し、飽和されるまでに要した日数は、平均34日であった。2.タンク中の液量は増減したが、バブリング装置をフロート方式にすることで、処理風量を安定化させた。3.入気と排気中のアンモニアガス濃度は、堆肥の発酵状態によりバラついたが、それぞれ168±170ppmと8±11ppmであり。平均除去率では、95.4%となり、アンモニアガスの除去に関しては、良好な結果であった。4.イオウ系物質の除去効果は、認められなかった。5.脱臭廃液は、pHが7.5、窒素が88g/Lと高濃度含んでおり、液状硫安としての利用が期待できる。6.タンク内の総窒素量は、78%硫酸60kgに吸収されるアンモニアの理論値(13400g)に一致していた。
索引語アンモニア;硫酸;ガス;方式;物質;窒素;装置;イオウ;処理;濃度
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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