リグノフェノールを用いた出土木材の保存処理(2)

リグノフェノールを用いた出土木材の保存処理(2)

レコードナンバー740197論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012092NACSIS書誌IDAN00240373
論文副題劣化程度が異なる広葉樹材へのリグノフェノールの吸着特性と処理材の強度および吸放湿特性
著者名片岡 太郎
栗本 康司
高妻 洋成
書誌名木材保存
発行元日本木材保存協会
巻号,ページ33巻・ 2号, p.63-72(2007-03)ISSN02879255
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抄録最大含水率を劣化程度の指標として、広葉樹出土木材へのリグノフェノールの吸着特性、薬剤処理後の表面硬さと吸放湿特性をポリエチレングリコール(PEG4000)と比較検討した。出土木材は最大含水率が284%のトチノキ、902%と1178%のドロノキを用いた。単位重量当りのリグノフェノールの飽和吸着量は、284%試料でPEG4000と大差なかったが、それよりも劣化程度が高い902%と1178%試料では増大した。単位体積当りでは薬剤の違いによらず、容積密度の低下による吸着に有効な表面積の減少が影響して、劣化程度が高いものほど飽和吸着量が減少した。リグノフェノール処理した試験片の表面硬さは、いずれの劣化程度においてもPEG4000よりも高い値を示した。劣化程度が高くなれば処理によらず表面硬さは低下したが、これは木材実質の減少を反映したものである。リグノフェノール処理は、試験片を20%RHと90%RH下に置いた場合の重量変化が小さく、寸法安定性に優れることが明らかとなった。
索引語処理;劣化;吸着;木材;特性;表面;広葉樹;含水率;薬剤;単位
引用文献数12
登録日2011年01月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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