信州大学演習林における炭素蓄積量および炭素吸収量の試算
信州大学演習林における炭素蓄積量および炭素吸収量の試算
レコードナンバー | 740210 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010647 | NACSIS書誌ID | AA11845727 |
著者名 | 小林 元 荒瀬 輝夫 木下 渉 ほか3名 | ||
書誌名 | 信州大学農学部AFC報告 | ||
別誌名 | Bulletin Shinshu University Alpine Field Center 信州大学農学部アルプス圏フィールド科学教育研究センター報告 | ||
発行元 | 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター | ||
巻号,ページ | 5号, p.133-135(2007-03) | ISSN | 13487892 |
全文表示 | PDFファイル (310KB) | ||
抄録 | 信州大学演習林の炭素蓄積量と吸収量を森林簿の値を用いて試算した。信州大学の4ステーションと1試験地における2003年の総蓄材量と成長量は、それぞれ123108m3と1557m3で、これによって蓄積される炭素量は41045ton、1年間で吸収される炭素量は515tonであった。この値を二酸化炭素量に換算すると、それぞれ150498tonと1889tonとなった。信州大学演習林の土地面積あたりの炭素吸収量は1.00ton/haで、全国と比べて1割弱低い値であった。信州大学が化石燃料の使用によって2003年の1年間で排出した二酸化炭素量は農学部では1820ton、大学全体では36614tonで、農学部内での二酸化炭素の吸排出量はほぼ均衡状態にあった。また、演習林の森林で信州大学全体の年間二酸化炭素排出量の5.2%を吸収していたことが明らかになった。 | ||
索引語 | 炭素;吸収;二酸化炭素;蓄積;森林;土地;面積;化石;燃料;大学 | ||
引用文献数 | 7 | 登録日 | 2010年04月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |