パイナップル粕搾汁液処理による殻付きイガイ粉末由来Caおよび粗タンパク質の利用性の改善

パイナップル粕搾汁液処理による殻付きイガイ粉末由来Caおよび粗タンパク質の利用性の改善

レコードナンバー740282論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009763NACSIS書誌IDAA11830967
著者名藤田 忠久
西村 和彦
秋田 哲性
書誌名大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告 = Bulletin of Agricultural, Food and Environmental Sciences Research Center of Osaka Prefecture
別誌名Bull. Agr. Food Env. Res. Ctr. Osaka
大阪食とみどり技セ研報
大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告
発行元大阪府立食とみどりの総合技術センター
巻号,ページ41号, p.19-24(2005-03)ISSN13484397
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抄録殻付きイガイ粉末のCaと粗タンパク質の家畜への利用性を改善する方法を開発するために、パイナップル粕搾汁液による処理が殻付きイガイ粉末のCaと粗タンパク質の溶解性に及ぼす影響を検討した。殻付きイガイ粉末とパイナップル粕搾汁液の混合比率(1:1、1:5、1:10;W:V)および処理温度(30℃、50℃、70℃)を組み合わせた9つの条件で処理を行い、得られた処理品のCaの人工腸液への溶解性および粗タンパク質の75%エタノールヘの溶解性を測定した。1.Caの利用性改善の指標とした人工腸液可溶性Ca含量の総Ca含量に対する割合は、混合比率と処理温度の交互作用を受け(P<0.01)、混合比率が1:1では温度の影響は明らかではなかったが、1:5および1:10では温度の上昇とともに低下した。またパイン液処理イガイ粉末のCaの溶解性は混合比率が1:10、処理温度が30℃の条件で最も高くなった。2.粗タンパク質の利用性改善の指標とした75%エタノール可溶性粗タンパク質含量の総粗タンパク質含量に対する割合は、混合比率(P<0.01)もしくは処理温度(P<0.01)の両者の影響を受け、混合比率が1:1よりも1:5および1:10で高く、処理温度が30℃および70℃よりも50℃で高かった。またパイン液処理イガイ粉末の粗タンパク質の溶解性は混合比率が1:10、処理温度が50℃の条件で最も高くなった。以上の結果から、パイナップル粕搾汁液処理により殻付きイガイ粉末のCaと粗タンパク質の家畜への利用性が改善する可能性が示された。また溶解性が最大となるパイナップル粕搾汁液処理の条件はCaと粗タンパク質では異なることも示唆された。
索引語処理;性;タンパク質;温度;イガイ;混合;比率;溶解;パイナップル;搾汁
引用文献数13
登録日2011年01月31日
収録データベースJASI, AGROLib

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