スギ人工林における微地形の違いが土壌微生物群集構造に及ぼす影響

スギ人工林における微地形の違いが土壌微生物群集構造に及ぼす影響

レコードナンバー740318論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名松下 美歩
山谷 奈津子
目黒 貞利
ほか1名
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ53巻・ 1-2号, p.67-75(2007-03)ISSN05446066
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抄録宮崎大学農学部付属田野フィールドスギ人工林内の斜面に試験地を設定し、リン脂質脂肪酸(PLFA)分析法を用いた土壌微生物群集構造の解析と土壌化学特性の測定を行い、斜面位置や凹凸などの微地形の違いが土壌微生物群集構造に及ぼす影響について検討した。含水率と全有機物含有量(SOM)は斜面上部(U)が中部(M)、下部(L)に比べ有意に高い値を示した。可溶性炭素および可溶性窒素はLがUとMに比べ有意に低い値を示した。しかし、他の土壌化学特性には斜面位置の違いによる有意な差は見られなかった。リター厚はUがMとLに比べ有意に厚かった。微生物バイオマス量はpHとC/N比を除く土壌化学特性と有意な正の相関を持ち、特にSOM(r=0.82、P<0.001)およびリター厚(r=0.73、P<0.01)と強い正の相関を持ったが、微生物群集構造と土壌化学特性間には有意な相関は見られなかった。土壌微生物は斜面位置の違いによってバイオマスに有意な違いが見られたが、その群集構造には大きな違いが検出されなかった。このことから、今回検討した比較的小スケールの試験地では、斜面位置や斜面型のような微地形は微生物の群集構造にあまり大きな影響を及ぼさないことが明らかとなった。
索引語斜面;群集;構造;土壌微生物;土壌化学;特性;地形;微生物;相関;スギ
引用文献数21
登録日2011年02月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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