堆肥の施用量と有機液肥による追肥がトマトの収量と品質に与える影響

堆肥の施用量と有機液肥による追肥がトマトの収量と品質に与える影響

レコードナンバー740365論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20006215NACSIS書誌IDAA11648748
著者名中野 明正
上原 洋一
書誌名野菜茶業研究所研究報告
発行元農業技術研究機構野菜茶業研究所
巻号,ページ6号, p.77-82(2007-03)ISSN13466984
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抄録堆肥区では施用量増加に伴って,葉の硝酸濃度の上昇が認められたが,総収量は同程度であった。+CSL区においては堆肥区に比べ葉色の緑化が認められたが,総収量は堆肥区と同程度であった。糖度は堆肥区が+CSL区に比べ高く,平均0.4Brix%の上昇が認められた。茎および果実の窒素濃度は+CSL区が堆肥区に比べ高く,同様にアミノ態窒素濃度も高くなった。δ15N値は+CSL区が堆肥区に比べ低くなった。これは,CSLの窒素が堆肥に由来する窒素に比べ多く吸収され,その結果果実のδ15N値が低下したものと考えられた。果実に吸収された窒素が堆肥またはCSLに由来すると仮定するとCSLに由来する窒素が果実窒素の55~84%を占めた。有機物であっても養液土耕のシステムを利用すれば追肥窒素が速やかに吸収され果実の窒素およびアミノ態窒素濃度が高まると考えられた。堆肥の過剰施肥によっても,トマト果実の窒素濃度を,化学肥料を与えて得られるトマト果実の窒素濃度レベルである20mg/g程度にまで高めることはできないが,CSLの追肥により化学肥料並の果実の窒素濃度およびアミノ酸含量に高めることが可能であった。
索引語窒素;果実;濃度;トマト;収量;施用;化学肥料;液肥;品質;葉
引用文献数12
登録日2010年06月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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