BSEスクリーニング検査における再検査の発生要因の分析と偽反応の防止対策
BSEスクリーニング検査における再検査の発生要因の分析と偽反応の防止対策
レコードナンバー | 740384 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014801 | NACSIS書誌ID | AN00191857 |
著者名 | 今村 安孝 前渕 恭子 松本 一俊 ほか1名 | ||
書誌名 | 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association | ||
発行元 | 日本獸医師会 | ||
巻号,ページ | 60巻・ 2号, p.153-157(2007-02) | ISSN | 04466454 |
全文表示 | PDFファイル (487KB) | ||
抄録 | 2001年から5年間、熊本県では2つの検査キットを使用し、牛120428頭のBSEスクリーニング検査を実施した。その結果166頭の再検査を実施、1頭が感染牛、残りは再検査で正常値を示し偽反応であった。プラテリアの場合、偽反応発生率は0.11%(117/109149頭)であり、プレートにおけるOD値のバラツキが大きいときにみられた。また、検体を高温に曝すとOD値が上昇したことから、偽反応の防止には、延髄乳剤の高温暴露を避けることが重要と考えられた。いっぽう、エンファーの偽反応発生率は、0.42%(47/11279頭)であり、複数のプレートを使用する検査所で多発し、二重測定の一方のLu値が高くなった。しかし、この偽反応はプレート洗浄工程の改良や基質液の酸化防止措置等により改善された。以上の成果は、円滑なBSEスクリーニング検査に役立つものと思われた。 | ||
索引語 | 検査;反応;防止;高温;発生;要因;分析;対策;熊本県;感染 | ||
引用文献数 | 5 | 登録日 | 2011年01月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |