化膿性壊死性脳炎を伴ったパラポックスウイルス感染ニホンカモシカの1症例

化膿性壊死性脳炎を伴ったパラポックスウイルス感染ニホンカモシカの1症例

レコードナンバー740387論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名吉田 英二
芝原 友幸
朴 天鎬
ほか2名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ60巻・ 3号, p.201-204(2007-03)ISSN04466454
全文表示PDFファイル (1309KB) 
抄録重度の化膿性壊死性脳炎を伴ったパラポックスウイルス感染ニホンカモシカに遭遇した。口部周辺、口腔粘膜および眼窩下洞腺に丘疹性結節がび漫性に認められたほか、左眼窩下洞腺、鼻腔および左脳のおおむね全域にかけて緑黄色化膿巣が観察された。組織学的に粘膜棘細胞の増殖、水腫性腫大および好酸性細胞質内封入体が多数認められた。封入体は抗パラポックスウイルス抗体陽性を示し、電子顕微鏡観察においてウイルス粒子が確認された。左眼窩下洞腺、鼻腔および左脳では、好中球、マクロファージおよびリンパ球浸潤を伴った化膿性病変が形成され、脳組織の一部からグラム陽性球桿菌が検出された。本症例では、パラポックスウイルスが先行して口部粘膜に感染し、その後、眼窩下洞腺からの二次的細菌感染が重度の化膿性脳炎を誘発したものと考えられた。
索引語性;化膿;感染;粘膜;脳;壊死;口;封入体;観察;が
引用文献数12
登録日2011年01月19日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat