タイラギの移植試験
タイラギの移植試験
レコードナンバー | 740429 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012384 | NACSIS書誌ID | AN10425987 |
著者名 | 吉田 幹英 伊藤 輝昭 筑紫 康博 | ||
書誌名 | 福岡県水産海洋技術センター研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center | ||
発行元 | 福岡県水産海洋技術センター | ||
巻号,ページ | 17号, p.1-5(2007-03) | ISSN | 09192468 |
全文表示 | PDFファイル (450KB) | ||
抄録 | 1)大牟田沖合漁場及び柳川干潟漁場の各漁場における沖合産、干潟産貝の生残状況には、差が認められないことから干潟産と沖合産貝には、活力の差がないことが認められた。2)大牟田沖合産貝を干潟漁場に移植すると12月まで生残が認められたが、沖合漁場では生残しなかったことから干潟漁場が何らかの点で環境的に優れていると考えられる。3)瀬戸内海産タイラギの生残率は、有明海産タイラギに比較して高く、大牟田沖合漁場での移植試験では有明海産のタイラギが斃死した時にも生残が認められたことから、瀬戸内海産は有明海産に比べ環境耐性が高いと考えられた。4)大牟田沖合漁場と柳川干潟漁場で酸素飽和度、水温、塩分を’04年春季に比較したが、大牟田沖合では各項目とも比較的安定して推移するのに比べ、干潟漁場は酸素飽和度は沖合漁場よりも高め傾向で、水温、塩分は干潮、満潮時の潮汐変動による振幅が大きい傾向にあった。 | ||
索引語 | 漁場;干潟;移植;環境;酸素;水温;塩分;耐性;潮汐;変動 | ||
引用文献数 | 8 | 登録日 | 2011年01月17日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |