しいら漬け漁業実態およびヒラマサ漁獲変動と海水温との関係
レコードナンバー | 740433 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
ALIS書誌ID | ZZ00012384 | NACSIS書誌ID | AN10425987 |
著者名 | 上田 拓 |
書誌名 | 福岡県水産海洋技術センター研究報告 |
別誌名 | Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center |
発行元 | 福岡県水産海洋技術センター |
巻号,ページ | 17号, p.29-36(2007-03) | ISSN | 09192468 |
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抄録 | 1)しいら漬けにおけるヒラマサの重要度は高く、’98年-’05年の全漁獲金額に占める割合はシイラの23%を越え、67%にも及ぶ。2)1976年以降の本県のしいら漬け漁業による漁獲状況には、’78年から’82年、’89年から’90年、95年以降の3期の好漁期が存在している。3)’76年から’05年の5-7月CPUEと前年5月-翌年4月までの12ヶ月間平均水温は、若干のずれは有るがおおむね傾向が一致し、平均水温が高い期間は5-7月CPUEも高くなり、平均水温が低くなると、CPUEも低位になる傾向があった。4)’76年から’05年では、前年5月-翌年4月までの12ヶ月間平均水温が高い時には、本県海域での漁獲が早まり、5月に漁獲の中心が移っていくことが示唆された。5)’93年から’05年では4-7月にかけての水温が高い時に漁獲量、CPUEが高くなる傾向が見られた。6)5-7月ヒラマサ漁獲量()をY1、CPUEをY2、4月水温(℃)X1、5月と4月の水温差(℃)をX2として次の2式が得られた。Y1=99.21X1-74.95X2-1289.5・・・・式1。Y2=0.53X1-0.65X2-6.39・・・・式2。 |
索引語 | 水温;漁獲;漁業;実態;変動;海域;CPUE;平均;しいら;ヒラマサ |
引用文献数 | 8 |
登録日 | 2011年01月17日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |