果実発育期間中の気温がモモ‘あかつき'果実の発育に及ぼす影響

果実発育期間中の気温がモモ‘あかつき'果実の発育に及ぼす影響

レコードナンバー740506論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名羽山 裕子
藤丸 治
岩谷 章生
伊東 明子
阪本 大輔
岡田 眞治
樫村 芳記
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ6巻・ 2号, p.201-207(2007-04)ISSN13472658
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抄録果実発育期間中の気温がモモ果実の発育に及ぼす影響を解析するため、気象条件の異なる熊本と茨城に栽植されたモモ‘あかつき’を用いて果実の発育や成熟に関わる様々な形質の変化を3か年(2003-2005年)にわたり調査した。果実発育期間(満開日から収穫盛日までの期間)の平均気温は、熊本が茨城に比べて1-2℃高かった。一方、成熟期(収穫盛日前4週間)の気温は、地域および年次間差が大きく、最も高かった2004年の熊本では25.7℃、最も低かった2003年の茨城では20.9℃であった。果実発育期間の日数は、地域により大きく異なり熊本が茨城よりも5-14日短かった。硬核開始日はいずれの年も熊本が茨城よりも早かった。一方、硬核開始から収穫盛日までの日数は、地域や年次に関係なくほぼ一定であった。したがって、果実発育期間中の気温の上昇は満開日から硬核開始日までの日数を短縮するが、硬核期以降の果実発育にはほとんど影響を及ぼさないものと考えられた。また、成熟にともなう果実肥大、果肉硬度および果皮の地色の変化についても収穫盛日を基準にすると年次や地域に関係なくほぼ一定の傾向を示し、気温の影響はほとんど受けないと考えられた。収穫後の日持ち性についても果肉硬度を揃えて収穫した場合、果実発育期間の気温による影響は認められなかった。
索引語果実;発育;気温;収穫;地域;モモ;年次;成熟;硬度;気象
引用文献数19
登録日2011年03月02日
収録データベースJASI, AGROLib

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