温暖化がわが国の果樹生育に及ぼしている影響の現状

温暖化がわが国の果樹生育に及ぼしている影響の現状

レコードナンバー740515論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名杉浦 俊彦
黒田 治之
杉浦 裕義
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ6巻・ 2号, p.257-263(2007-04)ISSN13472658
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抄録温暖化がわが国の果樹に及ぼす影響について網羅的に把握することを目的として、全国の果樹関係公立試験研究機関に対して調査を行った。すべての都道府県が、温暖化の影響の発生について何らかの指摘をし、また、ほとんどの樹種に及んでいた。温暖化の影響は大きく2タイプに分類できた。ニホンナシ、モモ、ウメなどでは、開花期と成熟期がともに前進する、果実生育期前進タイプである。リンゴ、カキ、ブドウ、ウンシュウミカンなどは、開花期が前進する一方で、必ずしも成熟期は前進しない、果実生育期延長タイプである。後者では、着色不良、大玉化、低酸化、果肉軟化、貯蔵性低下等果実品質に関する変化が顕著であった。気象災害のうち凍害は常緑果樹やイチジクでは減少、その他の樹種では増加の指摘が多かった。晩霜害は地域により増加と減少の双方の指摘があった。
索引語果樹;果実;種;開花;生育期;生育;研究;調査;発生;モモ
引用文献数61
登録日2011年01月27日
収録データベースJASI, AGROLib

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