ダイズの花房次位別着莢に及ぼす畦間と栽植密度の影響

ダイズの花房次位別着莢に及ぼす畦間と栽植密度の影響

レコードナンバー740540論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
論文副題早生品種エンレイを用いた場合
著者名齊藤 邦行
平田 和生
柏木 楊子
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ76巻・ 2号, p.204-211(2007-04)ISSN00111848
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抄録エンレイを供試し、畦間80cm(広畦区)・30cm(狭畦区)の2水準、栽植密度11.1本m(-2)(標準区)・22.2本m(-2)(密植区)の2水準で、2001年と2002年に畑栽培を行い、花房次位別に収量と収量構成要素を調査した。両年ともに、密植により主茎節数、椏枝節数そして総節数が増加した。狭畦(広株間)によりm2当たり分枝数、分枝節数、椏枝節数そして総節数が増加した。主茎長は標準区に比べ密植区、狭畦区に比べ広畦区で大きくなった。茎重、茎径、茎断面積は密植区より標準区で、広畦区より狭畦区で大きくなった。子実収量は2002年に比べ2001年で著しく多く、密植区>標準区、狭畦区>広畦区となり、特に2001年狭畦・密植区では668gm(-2)と高かった。子実収量の相違には2001年には莢数が、2002年には莢数と百粒重の両者が関係していた。密植区は主茎と椏枝、狭畦区は分枝と椏枝の占める割合が高く、日照の多かった2001年は特に椏枝の莢数の変動が収量と密接に関連した。狭畦区では群落上層に葉面積が多く分布したにも拘わらず、吸光係数が小さく、良好な受光態勢を有していた。広畦区では畦間と株元の日射量の違いが大きく、狭畦区では群落内の日射量分布は均一であった。狭畦栽培は広畦栽培に比べ密植したときの増収程度が大きく、これには狭畦区では株間が広く個体間競合が緩和され、徒長抑制と分枝の発達が促進されたこと、また開花期以降群落上層の空間が有効利用され、椏枝の発生と莢数の増加したことが関係すると推察された。倒伏抵抗性の強化や初期の雑草防除が課題であると考えられた。
索引語茎;収量;節;分枝;栽培;群落;栽植密度;水準;子実;日射
引用文献数24
登録日2011年01月20日
収録データベースJASI, AGROLib

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