飼料用水稲新品種「ニシアオバ」の育成

飼料用水稲新品種「ニシアオバ」の育成

レコードナンバー740756論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003504NACSIS書誌IDAA11598810
著者名田村 克徳
岡本 正弘
梶 亮太
平林 秀介
溝淵 律子
八木 忠之
山下 浩
西山 壽
本村 弘美
滝田 正
齋藤 薫
書誌名九州沖縄農業研究センター報告
別誌名Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC)
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg.
九州沖縄農研報告
発行元農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター
巻号,ページ48号, p.31-48(2007-03)ISSN13469177
全文表示PDFファイル (7296KB) 
抄録「ニシアオバ」は暖地に適するホールクロップサイレージ(WCS)用の水稲品種であり,2004年9月30日に「水稲農林399号」として命名登録された。本品種は,「北陸130号」(後の「オオチカラ」)を母,「SLG9」(後の「ひとはな」)を父とした極大粒系統どうしの交配組合せから系統育種法によって育成された。「ニシアオバ」は熟期が育成地では「ニシホマレ」とほぼ同じ“中生の晩”に属する粳種である。長稈穂重型で,耐倒伏性は“中”,止葉の直立程度は“やや立”で草姿,熟色は良好である。いもち病真性抵抗性遺伝子Pia,Pik-mを持つと推定され,圃場抵抗性は葉いもち,穂いもちとも“中”である。白葉枯病抵抗性は“金南風群”に属し,圃場抵抗性は“やや弱”である。早植え栽培での地上部乾物重やTDN収量は「ニシホマレ」より約15%多い。この他,難脱粒性で収穫・調製時のロスが少ない,穂発芽性が“易”で漏生稲の問題が少ない,極大粒で主食用品種との識別性があるなど,WCS用イネとして優れた特性を備えている。2004年に飼料作物として大分県で奨励品種に採用された。
索引語性;抵抗性;水稲;育成;種;粒;系統;穂;圃場;もち
引用文献数9
登録日2010年06月17日
収録データベースJASI, AGROLib

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