東北地方における水稲冷害の早期警戒システムの開発に関する研究

東北地方における水稲冷害の早期警戒システムの開発に関する研究

レコードナンバー740767論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010231NACSIS書誌IDAA11655277
著者名神田 英司
書誌名東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region
別誌名Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center
Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg.
東北農研研報
独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告
発行元東北農業研究センター
巻号,ページ107号, p.71-117(2007-03)ISSN13473379
全文表示PDFファイル (1266KB) 
抄録東北地方では水稲の冷害がたびたび発生し、わが国全体の食糧生産に影響を与えてきた。耐冷品種の開発や冷害対策技術により、冷害はかなり軽減されてきているものの、依然として東北地方の稲作の最大の不安定要因となっている。本研究では、冷害軽減を支援するために、東北地方に適用できる水稲の発育予測モデルと被害診断技術の作成、ならびに早期警戒システムの開発を行った。発育予測モデルは、イネの移植期から成熟期までを、葉、幼穂および玄米の発育過程別の3つのサブモデルより構成される。この発育予測モデルをイネの形態形成の規則性で拡張し、圃場内の発育ステージの変異を推定した。これに地域内の移植日の幅と苗質を組み合わせ、地域内の発育ステージの変異を推定した。推定される発育ステージと冷却量に基づく障害不稔歩合推定モデルと成熟期到達籾割合に基づく遅延型冷害の被害推定モデルを作成した。以上の発育予測モデルおよび情報を統合して作成した早期警戒システムは東北地方の冷害被害実態の正確な把握に役立つのみならず、生産現場における栽培管理の実施時期の判断、深水灌漑などの冷害回避技術の要否や刈取り時期の判定などに利用されている。
索引語冷害;発育;モデル;東北地方;推定;予測;水稲;システム;開発;技術
引用文献数104
登録日2010年07月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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