サイレージ用トウモロコシの耐倒伏性・茎葉多収品種「きたちから」の育成

サイレージ用トウモロコシの耐倒伏性・茎葉多収品種「きたちから」の育成

レコードナンバー740772論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004489NACSIS書誌IDAA11611599
著者名濃沼 圭一
三浦 康男
三木 一嘉
榎 宏征
佐藤 尚
書誌名北海道農業研究センター研究報告 = Research bulletin of the National Agricultural Research Center for Hokkaido Region
別誌名Research bulletin of the NARO Hokkaido Agricultural Research Center
Res. Bull. Natl. Agric. Res. Cent. for Hokkaido Reg
北海道農研研報
発行元北海道農業研究センター
巻号,ページ186号, p.17-30(2007-03)ISSN13478117
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抄録サイレージ用トウモロコシの新品種「きたちから」は、耐倒伏性、すす紋病などの主要病害抵抗性および多収性を育種目標に、デント種自殖系統「Ho68」を種子親とし、同じく「GY302」を花粉親として育成され、北海道立十勝農試における現地試験で選抜された単交雑一代雑種である。2005年に「トウモロコシ農林交57号」として登録されるとともに、北海道の奨励品種に採用された。熟期は“中生の早”に属し、道央北部、十勝中部および網走内陸部の気象条件が良好な地域を栽培適地とする。絹糸抽出期は「ロイヤルデント90H」より4日遅いが、収穫時の乾物率は「ロイヤルデント90H」よりやや高い。発芽期および初期生育は「ロイヤルデント90H」並である。稈長および着雌穂高は「ロイヤルデント90H」よりやや高い。乾物収量の適地平均は「ロイヤルデント90H」に比べ、雌穂では同程度だが、茎葉では13%高く、総重では6%高い。乾雌穂重割合は「ロイヤルデント90H」および「3845」より約3.5%低い。耐倒伏性は「ロイヤルデント90H」と同程度で同熟期の他品種に比べて強い。すす紋病抵抗性は“中”で「ロイヤルデント90H」よりやや強く「キタユタカ」より強い。ごま葉枯病抵抗性は“中”で「ロイヤルデント90H」および「キタユタカ」より強い。黒穂病抵抗性は「ロイヤルデント90H」並である。耐冷性は“中”で「ロイヤルデント90H」並かやや強く、「ダイヘイゲン」よりやや弱い。適正栽植密度はアール当たり800~850本程度で、密植適性は「ロイヤルデント90H」と同程度に高い。
索引語きたちから;抵抗性;トウモロコシ;倒伏;雌;サイレージ;茎葉;多収;育成
引用文献数9
登録日2010年12月28日
収録データベースJASI, AGROLib

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