清水港の水質の変遷と折戸湾における細菌組成
清水港の水質の変遷と折戸湾における細菌組成
レコードナンバー | 740840 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00008147 | NACSIS書誌ID | AN00157043 |
著者名 | 鐘ヶ江 隆 佐藤 義夫 小野 信一 加藤 義久 西村 弥亜 成田 尚史 福江 正治 池田 倫和 | ||
書誌名 | 東海大学紀要. 海洋学部 | ||
別誌名 | Journal of the College of Marine Science and Technology, Tokai University Journal of the Faculty of Marine Science and Technology, Tokai University Journal of the School of Marine Science and Technology, Tokai University 東海大学紀要海洋学部 海-自然と文化 | ||
発行元 | 東海大学海洋学部 | ||
巻号,ページ | 4巻・ 3号, p.17-28(2007-03) | ISSN | 13487620 |
全文表示 | PDFファイル (1152KB) | ||
抄録 | 清水港の環境悪化要因を明らかにするために、過去20年間にわたる水質および海洋性細菌の分布状況について検討を行った。清水港における塩分、pH、DO、CODおよび-N濃度の経年変化は、1998年以降に増加傾向を示したが、透明度、SSおよび-P濃度は、減少傾向を示した。これらの変動要因は、河川を通して清水港へ運び込まれるそれらの負荷量の変動、港内における内部生産の変動などが考えられる。また、清水港に流入している巴川河ロの大腸菌群数は3.5×10(5)CFU/100mlであった。このことは、巴川が大腸菌などの糞便由来の細菌による汚染の影響を受けていること示している。折戸湾奥部の貯木場における表面海水中の一般海洋細菌数は2.3~2.6×10(5)CFU/100mlであった。また細菌相はVibrio-Aerogenesが優占しており、富栄養化の進んでいる沿岸海域と同様の傾向を示した。この海域の底泥には、セルロース分解細菌が多く存在していた。 | ||
索引語 | 細菌;変動;水質;要因;濃度;海域;変遷;組成;環境;分布 | ||
引用文献数 | 24 | 登録日 | 2011年03月10日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |