マツカサガイInversidens japanensisの人工増殖に関する基礎研究

マツカサガイInversidens japanensisの人工増殖に関する基礎研究

レコードナンバー741454論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024152NACSIS書誌IDAA1215225X
著者名宮部 多寿
高橋 克夫
井上 雅之
書誌名千葉県水産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Fisheries Research Center
別誌名千葉水総研報
発行元千葉県水産総合研究センター
巻号,ページ2号, p.53-60(2007-03)ISSN18810594
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抄録1)千葉県木更津市内の農業用溜池及び水路において採取したマツカサガイを使用して、温度干出刺激による精子球・グロキディウム幼生の放出、幼生寄生、稚貝の生残にかかる試験を2003、2005年に実施した。2)温度干出刺激は、マツカサガイの精子球放出及びグロキディウム幼生の放出に有効であり、母貝の状態によりいずれかを放出することが確認された。3)河川採取後の幼生放出経過から、妊卵期間は水温25℃で少なくとも12日以上であると考えられた。4)マツカサガイの殻長35-71mmの場合、幼生放出量は2-121千個体であり、人工増殖を行う場合、殻長50mm以上の親貝が好ましいと考えられた。5)温度干出刺激では、干出時間を長くすると未熟幼生の放出率が高まり、正常な幼生よりも寄生率が低かった。6)メダカを宿主とする場合、飼育水の幼生密度を105個体/mLと高くすることにより、寄生密度は平均72個体/尾になり、2-19個/尾の着底稚貝が得られることが明らかになった。7)マツカサガイが生息している溜池の水及びグルコース添加した飼育水において、着底後33日目までの生残が確認され、稚貝の飼育の可能性が示唆された。
索引語幼生;放出;刺激;寄生;個体;飼育;水;人工;増殖;子球
引用文献数12
登録日2011年02月04日
収録データベースJASI, AGROLib

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