北海道における住宅の室内空気質の調査

北海道における住宅の室内空気質の調査

レコードナンバー741647論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010775NACSIS書誌IDAN10102048
著者名石井 誠
秋津 裕志
伊佐治 信一
ほか6名
書誌名林産試験場報
別誌名Journal of the Hokkaido Forest Products Research Institute
発行元北海道立林産試験場
巻号,ページ21巻・ 2号, p.9-22(2007-06)ISSN0913140X
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抄録平成15年の建築基準法改正以降に北海道内で新築された住宅の室内空気質を測定した。また、あわせて住宅の気密性能、換気量を測定した。その結果、次のような結果が得られた。1)新築住宅のVOC(揮発性有機化合物)を測定した結果、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、テトラデカンが一部の住宅で厚生労働省の指針値を超過していたが、指針値が示されているその他のVOCは低い濃度であった。アセトアルデヒドの濃度別出現頻度は低濃度から高濃度まで幅広く分布していた。2)住宅の気密性能は、ほとんどの住宅で省エネルギー基準におけるI、II地域の相当隙間面積の基準(2.0cm2/m2)を満たしていた。3)換気装置が通常運転の状態で換気量が少ない住宅が見られた。4)建材から放散するVOCは、トルエン、キシレン、エチルベンゼンなどの指針値が定められている化学物質の濃度は低くなっているが、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの指針値がない化学物質の濃度が高い住宅が多く見られた。5)溶剤として使用されているVOCは、1か月程度で十分低濃度になるため、養生時にしっかりと換気を行う必要がある。しかし、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドについては、短期間に低減しない住宅があった。
索引語濃度;換気;北海道;性能;ホルムアルデヒド;基準;化学;物質;酢酸;調査
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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