八代海における2004年度および2005年度の植物プランクトンの分布
八代海における2004年度および2005年度の植物プランクトンの分布
レコードナンバー | 741669 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012369 | NACSIS書誌ID | AN10385146 |
著者名 | 吉田 誠 安達 真由美 西田 泰輔 永田 大生 岩竹 悠里 木野 世紀 櫻田 清成 大和田 紘一 | ||
書誌名 | 熊本県水産研究センター研究報告 | ||
別誌名 | Kumamoto ken suisan kenkyu senta hokoku Report of Kumamato prifectural fisheries research center | ||
発行元 | 熊本県水産研究センター | ||
巻号,ページ | 7号, p.45-51(2007-03) | ISSN | 09181210 |
全文表示 | PDFファイル (1350KB) | ||
抄録 | 1.2004年4月から2006年3月の毎月一回、八代海の8測点において表層の植物プランクトンの同定・計数を行なった。2.八代海では奥部で植物プランクトン細胞数が多く、南部では少ない傾向が顕著であった。3.珪藻の占める割合が高く、特にSkeleonema cosaumは奥部では平均40%を占めていた。同種の割合は、南部に向かうにつれ低くなった。4.細胞数はS.cosaumが卓越する1-3月、同種に加えてChaeoceros属やPseudo-nizschia属が卓越する6、7月に多いが、9、10月には台風通過直後に珪藻が非常に高密度に増殖した。5.1980年代の報告と比較して、奥部での細胞数の増加が示唆された。特に10月-2月の奥部での増加傾向が認められ、S.cosaumの増加が顕著だった。逆に南部海域はこの時期に細胞数が減少している傾向がみられた。 | ||
索引語 | 細胞数;植物プランクトン;属;分布;同定;台風;海域;時期;奥;八代 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年01月17日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |