茶園におけるジシアンジアミド入り被覆尿素の施用効果
茶園におけるジシアンジアミド入り被覆尿素の施用効果
レコードナンバー | 741978 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00016154 | NACSIS書誌ID | AN00143344 |
著者名 | 三浦 伸之 内村 浩二 加治 俊幸 中村 孝久 吉田 真一 勝田 雅人 鳥山 光昭 | ||
書誌名 | 茶業研究報告 | ||
別誌名 | Tea research journal | ||
発行元 | [出版者不明] | ||
巻号,ページ | 103号, p.41-50(2007-06) | ISSN | 03666190 |
全文表示 | PDFファイル (869KB) | ||
抄録 | 茶園土壌における長期間の硝化抑制効果を目的として、硝化抑制剤Ddと尿素を被覆したDd入り被覆尿素の施用技術を検討した。Dd入り被覆尿素70日タイプの溶出は、被覆尿素70日タイプより、特に低温時期で溶出が著しく遅かった。被覆尿素70日タイプと同じ溶出特性を得るためには、春肥ではDd入り被覆尿素40日タイプの施用が望ましいと考えられた。また、秋肥及び夏肥、春肥でDd入り被覆尿素を利用すると、Ddの硝化抑制作用により、被覆尿素よりも窒素溶脱が低減し、施肥窒素の吸収率が高まることで、二、三番茶の品質が向上した。しかし、Dd入り被覆尿素を年間を通じて連用すると、3-4年目はうね間土壌中に蓄積した窒素の分解や、アンモニア酸化細菌による硝化の抑制が低下することにより、溶脱窒素濃度が低下しない可能性が認められた。 | ||
索引語 | 茶園;被覆;尿素;施用;効果;土壌;硝化;抑制;技術;低温 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2011年01月24日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |