銀閣寺山国有林における広葉樹二次林の12年間の変化

銀閣寺山国有林における広葉樹二次林の12年間の変化

レコードナンバー742086論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名伊東 宏樹
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ6巻・ 2号, p.93-100(2007-06)ISSN09164405
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抄録銀閣寺山国有林(京都市左京区)の広葉樹二次林において0.5haの固定方形区を設置し、1993から3年おきに2005年まで毎木調査をおこない、森林がどのように変化したかを調査した。1993年の幹密度・個体密度・胸高断面積合計はそれぞれ3316本/ha、2532個体/ha、37.70m2/haであったが、2005年には3106本/ha、2358個体/ha、43.29m2/haとなった。1993年の調査で最も幹密度が高かったのはアラカシで、以下、タカノツメ、クロバイ、アオハダの順であった。個体密度では、クロバイ、タカノツメ、アラカシ、フジの順だった。また胸高断面積合計が最も大きかったのはクロバイで、以下、タカノツメ、アオハダ、アラカシ、コナラの順であった。12年後の2005年には、アラカシが胸高断面積合計においても最も大きな樹種となっていた一方、タカノツメは幹密度・個体密度・胸高断面積合計のいずれにおいても減少した。クロバイは、胸高断面積合計では増加していたが、幹密度・個体密度では減少した。アオハダおよびコナラは、幹密度および個体密度では大きな変化はなく、胸高断面積合計では増加していた。低木層においては、サカキ・ヒサカキの幹密度・個体密度も増加していた。林内の光環境を改善するような管理をおこなう場合には、アラカシ・サカキ・ヒサカキといった増加中の常緑広葉樹に注意を払う必要があると考えられた。
索引語密度;個体;幹;広葉樹;調査;国有林;二次林;カキ;固定;森林
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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