塩添加水耕栽培における塩生植物シチメンソウの成長とNa+吸収

塩添加水耕栽培における塩生植物シチメンソウの成長とNa+吸収

レコードナンバー742491論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名上村 静香
田中 明
谷本 静史
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ9巻・ p.65-70(2007-06)ISSN13487175
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抄録日本の有明海沿岸の干潟に自生するシチメンソウ(Suaeda japonica Makino)はアカザ科に属する塩生植物である。この植物は細胞内に取り込んだ塩(Na+)を液胞に隔離するとともに、適合溶質であるグリシンベタインを合成することによって液胞内外の浸透圧バランスを維持し、それによって高い耐塩性を獲得している。このシチメンソウを干拓地調整池等の除塩に用いることを最終目的として、塩(NaCl)存在下で水耕栽培を行い、塩による成長への影響とNa+吸収について検討した。シチメンソウは0.6?1.8%NaCl存在下でも旺盛に成長し、さらにその成長(植物体重)は調べた塩濃度の範囲では、水耕液中のNaCl濃度を増加させるにつれ高くなった。植物体(茎葉)のNa+含量も添加した塩濃度に対応して増加し、水耕液中の濃度よりも高くなった。この結果は、シチメンソウが干拓地の調整池等での除塩に有効であることを示している。
索引語植物;濃度;添加;吸収;液胞;除塩;水耕;日本;沿岸;干潟
引用文献数7
登録日2010年04月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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