腐植土抽出物を経口投与したコイ(Cyprinus carpio L.)における非定型Aeromonas salmonicida感染防御

腐植土抽出物を経口投与したコイ(Cyprinus carpio L.)における非定型Aeromonas salmonicida感染防御

レコードナンバー742587論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名児玉 洋
中川 剛士
田倉,
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ69巻・ 4号, p.405-408(2007-04)ISSN09167250
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抄録腐植物質は、腐植土中の有機物が分解されたものであり、かつて有機物や微生物が存在していた広範な土壌環境中に見出される。今回の実験において、コイに腐植土抽出物を経口投与すると、非定型Aeromonas salmonicida実験感染に対する抵抗性が誘導されることを発見した。10%、5%あるいは1%の割合で餌料に混合した抽出物を投与したコイにおいて、死亡率および出血や潰瘍などの皮膚病変形成は顕著に抑制された。10%あるいは5%の割合で投与したコイでは、非投与コイに比べ平均生存日数が有意に延長した。死亡魚の一部から非定型A. salmonicidaが分離されたが、Aeromonas hydrophilaおよびFlavobacteriumも分離され、皮膚病変形成過程で菌種の交代が起きていることを示している。今回の実験結果は、コイへの腐植土抽出物の投与は、A. salmonicida感染症の予防に有効であることを示している。
索引語コイ;投与;腐植;抽出;土;感染;有機物;皮膚;病変;形成
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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