低用量TCDDに曝露された母ラットから生まれた雄子ラット精巣におけるエストロゲンレセプターサブユニット遺伝子の発現変動

低用量TCDDに曝露された母ラットから生まれた雄子ラット精巣におけるエストロゲンレセプターサブユニット遺伝子の発現変動

レコードナンバー742630論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名大山 建司
太田 正法
佐野 友昭
ほか4名
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ69巻・ 6号, p.619-625(2007-06)ISSN09167250
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抄録低用量TCDD曝露による雄性生殖毒性を検討した。母ラットに妊娠7、14日目と生後0、7、14日目に10ng/kgの用量でTCDDを投与し、生後17日齢と42日齢の雄ラットを用いて以下の評価を行った。遺伝子発現は半定量PCRにより行った。精巣相対重量ならびに精細管直径は17日齢においてTCDD投与群ではコントロール群と比べて有意に大きかった。精細管の組織像はTCDD投与による明らかな変化は認められなかった。遺伝子発現に関して、TCDD投与群では17日齢において肝臓におけるCYP1A1の有意な発現上昇が認められたことから動物体内でダイオキシンカスケードが活性化したことが確認できた。一方、TCDD投与により17日齢精巣において、エストロゲンレセプター(ER)α遺伝子の、42日齢ではERβ遺伝子の有意な発現上昇が認められたが、アンドロゲンレセプターならびにインヒビン遺伝子発現はいずれの時期においても変化がなかった。以上の結果、低用量TCDD曝露により引き起こされる雄ラット精巣の特異な発育はTCDDのもつ内分泌撹乱作用によるものと推察された。
索引語遺伝子;発現;日齢;ラット;投与;精巣;雄;目;変動;性
引用文献数36
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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