犬の血清中LI高値を検出できるイムノクロマトグラフィーアッセイ法の開発
犬の血清中LI高値を検出できるイムノクロマトグラフィーアッセイ法の開発
レコードナンバー | 742641 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00004754 | NACSIS書誌ID | AA10796138 |
著者名 | 割谷 孝貴 恩田 昌明 奥野 陽子 ほか5名 | ||
書誌名 | The journal of veterinary medical science | ||
別誌名 | Journal of veterinary medical science J. vet. med. sci | ||
発行元 | Japanese Society of Veterinary Science | ||
巻号,ページ | 69巻・ 6号, p.669-671(2007-06) | ISSN | 09167250 |
全文表示 | PDFファイル (292KB) | ||
抄録 | 獣医臨床の現場でTLI高値を簡易に検出できるイムノクロマトグラフィーアッセイ法を開発した。測定開始10分後に目視でテストラインとコントロールラインの2本のラインの濃さを観察し、その濃さの差によってTLI濃度を3段階に評価した。陽性判定は60ng/ml以上、弱陽性は20-60ng/ml、陰性は20ng/ml以下を示し、犬TLI-ELISAの測定値と非常に良く相関した。膵炎が疑われた12例の犬の血清について測定したところ、陽性4例、弱陽性2例、陰性6例であった。このテストは血清TLIの高値を再現性良く検出可能であり、陽性結果は膵炎の存在を強く示唆するものであった。 | ||
索引語 | 血清;開発;測定;膵;獣医;臨床;濃度;陽性;LI;例 | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |