イプシロン-ポリリジン微小粒子はTh1側のサイトカイン産生を惹起する

イプシロン-ポリリジン微小粒子はTh1側のサイトカイン産生を惹起する

レコードナンバー742651論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00004754NACSIS書誌IDAA10796138
著者名若本 裕晶
松田 浩珍
川本 恵子
ほか1名
書誌名The journal of veterinary medical science
別誌名Journal of veterinary medical science
J. vet. med. sci
発行元Japanese Society of Veterinary Science
巻号,ページ69巻・ 7号, p.717-723(2007-07)ISSN09167250
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抄録イプシロン-ポリリジン微小粒子(SGEPL)とポリエチレンイミン微小粒子(SGPEI)を、疎水基を導入することにより開発し、これら微粒子と水酸化アルミニウム(ALUM)について免疫学的特性を調べた。抗原を卵白アルブミン(OVA)とし、SGEPLとSGPEIおよびALUMをアジュバントとしてマウス(BALB/c)に腹腔内投与した。結果、SGEPLは血中の抗OVA-IgG2a抗体の産生を有意に増強し、脾臓細胞からのIL-4、IL-5の産生を抑え、IL-12とIFN-γの産生を増強した。OVA抗原がなくても同様のサイトカイン産生が見られた。naive BALB/cマウスの脾細胞にSGEPLを加えて培養すると、IL-12とIFN-γの産生が増強された。脾細胞ならびに精製B細胞をIL-4および抗CD-40モノクローナル抗体とともに培養すると、IgG1とともにIgEが産生された。SGEPLを加えておくと、IFN-γの産生増強により、IgEの産生を抑制した。さらに精製B細胞からのIgE産生をIL-12やIFN-γの影響なしでも抑制した。このように、SGEPLはTh1側のサイトカイン産生を惹起することが示された。以上の観点から、SGEPLは有望な新規アジュバントであると考えられる。
索引語産生;細胞;粒子;抗原;マウス;抗体;脾;精製;ポリエチレン;アルミニウム
引用文献数25
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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